2025/08/02 03:02

足立区では、区民の健康を支えるライフスタイル提案として「あだちベジタベライフ」を推進しています。
野菜をもっと身近に、もっと楽しく食べる習慣を広げるために始まったこの取り組みは、区内の健康課題への対応と、地域農業や商業の活性化を同時に目指すものです。
本記事では、ベジタベライフの基本と、これから実践したい初心者の方に向けた取り組み方をご紹介します。


「あだちベジタベライフ」とは?区が推進する健康食習慣の取り組み

あだちベジタベライフとは、野菜や豆類などの植物性食品を日常の食事に意識して取り入れ、健康的な食生活を実現するための足立区独自の推進事業です。区の健康づくりに関する各種施策と連携しており、栄養バランスの改善、生活習慣病の予防、健康寿命の延伸などを目指しています。

足立区では、野菜摂取の必要性を具体的な数値で示しながら啓発を進めています。たとえば、厚生労働省が推奨する1日350g以上の野菜摂取を達成するため、区報やリーフレット、健康講座を通じてわかりやすく情報提供を行っています。


初心者におすすめ!野菜を「楽しく食べる」ための工夫

野菜をたくさん【野菜を食べるならこちらへ!】あだち ベジタベライフ協力店|足立区食べることは体に良いとわかっていても、習慣として定着させるには、楽しく・無理なく・継続できる工夫が大切です。以下に、初心者でも実践しやすいポイントをご紹介します。

  • 味付けの工夫:和風・洋風・中華など、調理法や味付けを変えることで、飽きずに食べられます。

  • 切り方・見た目を意識:スティック状や薄切りにするだけでも食感が変わり、視覚的にも楽しくなります。

  • 常備菜としてまとめて調理:時間のあるときに数日分の野菜おかずを作り置きしておけば、毎食手軽に摂取できます。

  • お子さんと一緒に調理体験:野菜の彩りや形に親しむことで、子どもたちの苦手意識の克服にもつながります。

区の栄養士によるレシピ例も公開されていますので、無理なく始めたい方にとって参考になります。


「ベジタベライフ協力店」で地域ぐるみのサポート

足立区内には、野菜を活用したメニューや商品を積極的に提供している店舗を対象に、「あだちベジタベライフ協力店」の登録制度があります。この制度により、飲食店や八百屋、ネットショップなどが区民の健康的な食生活を応援するパートナーとして位置づけられています。

協力店では、たとえば以下のような取り組みが行われています。

  • 野菜メニューに「ベジタベライフ」マークを表示

  • 店頭で区の健康情報を発信

  • 季節の野菜を使った限定商品やレシピ配布

店舗ごとの特色があり、楽しみながら健康的な食生活のヒントを得ることができます。区の公式ホームページでは協力店一覧が随時更新されており、身近なお店を探すことができます。


食材選びに豆類もプラス!植物性食品の可能性

足立区のベジタベライフでは主に野菜摂取の推進が中心ですが、国の食事ガイドライン等では、豆類を含む植物性食品全般の摂取も健康維持に重要とされています。大豆、小豆、ひよこ豆、レンズ豆など、豆には良質なたんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、日々の食事に加えることで栄養バランスが整います。

豆類は保存性にも優れており、乾燥状態で常備できるほか、レトルトや冷凍品なども市販されており、調理が簡単なものも増えています。最近では区内のネットショップでも、足立区内の事業者による豆類の取り扱いが増えており、手軽に健康食材を取り入れる環境が整ってきています。


情報を活用して、地域とつながる食生活を

足立区では、健康づくりの第一歩として「知ること」「実践すること」「つながること」を大切にしています。ベジタベライフに関する情報は、区の公式ホームページ、区報「あだち広報」、協力店のチラシなどで随時発信されています。

また、健康講座や食育イベントなど、地域で開催される各種プログラムを活用することで、楽しみながら健康的なライフスタイルを身につけることが可能です。家族や友人とともに参加することで、食に対する意識を共有する機会にもなります。


\あだちベジタベライフ協力店の一覧はこちら/
👉 足立区公式サイト「協力店ページ」をチェック!

【野菜を食べるならこちらへ!】あだち ベジタベライフ協力店|足立区

\ネットでも健康食材を購入できます/
👉 BASEショップでは、豆類などの植物性食品を販売中(足立区内事業者が運営)

あだち おいしい


おわりに:まずは、ひと口の野菜から

食生活を変えることは、日常の積み重ねによって実現します。特別なことをするのではなく、普段の食事に少しだけ野菜や豆を足してみる。それがベジタベライフの第一歩です。

足立区では、区民の皆さまが自分らしい健康生活を築けるよう、これからもわかりやすい情報提供と、地域ぐるみのサポートを続けてまいります。ぜひ、身近なところから「野菜を楽しく食べる」習慣をはじめてみてください。