2025/08/02 03:39
足立区では、区民の健康寿命をのばし、生活習慣病を予防することを目的に、さまざまな健康づくり施策を展開しています。その中でも近年注目されているのが「あだちベジタベライフ」という食生活改善の取り組みです。
本記事では、ベジタベライフの基本的な考え方と、区民の皆さまが日常生活で実践しやすいポイントを中心に、足立区が推進する“新たな食事習慣”の全体像をご紹介します。
「あだちベジタベライフ」とは?足立区の健康政策の一環として
「あだちベジタベライフ」とは、野菜や豆類などの植物性食品を日常的に摂取することを習慣化し、区民一人ひとりの健康づくりを支援する足立区独自のライフスタイル提案です。
背景には、区内における生活習慣病の増加や、野菜摂取量の不足、食事の偏りといった健康課題があります。特に、20代〜50代の働き盛り世代において、野菜不足や外食中心の食生活が慢性化していることが指摘されており、行政としても重点的に対策を講じているところです。
このような状況をふまえ、足立区では「誰でも・無理なく・継続できる」食習慣の改善策として、ベジタベライフを展開しています。
具体的に何をすればいい?ベジタベライフの実践方法
「あだちベジタベライフ」と聞くと、難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、日常生活にすでにある食品や食べ方を少し変えるだけでも、十分に実践が可能です。
以下のような方法は、今日からでも取り組めます。
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毎日の食事に1品以上、野菜中心の副菜を加える
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加工食品を控え、なるべく素材を活かした調理をする
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主菜を肉だけでなく、豆腐や豆料理に代えてみる
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スープやみそ汁に野菜や豆をたっぷり加える
また、区が提供する「時短健康レシピ」や「季節の野菜カレンダー」などを活用することで、買い物や献立作りの負担を軽減することもできます。
ベジタベライフ協力店と連携した地域づくり
足立区では、区内の飲食店や販売店などと連携し、「あだちベジタベライフ協力店」という制度を展開しています。これは、野菜を中心とした商品・メニューを積極的に提供する店舗を区が認定し、健康的な選択ができる環境を整えることを目的としています。
協力店には、次のような特徴があります:
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野菜を使ったメニューや商品に専用ロゴを表示
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区の健康推進パンフレットなどの設置
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季節の野菜フェアや限定レシピの紹介
この制度により、店舗を利用するだけで自然と健康的な食の選択が可能となり、地域全体で「健康を応援する空気」が育まれています。協力店の一覧は、足立区の公式ホームページにて随時更新されています。
豆類もベジタベライフの主役です
ベジタベライフでは、野菜と並んで「豆類」の活用も推奨しています。豆は植物性たんぱく質の優れた供給源であるだけでなく、食物繊維やビタミン・ミネラルも豊富に含まれており、現代人に不足しがちな栄養素をバランスよく補うことができます。
特に注目されているのは以下の豆類です:
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大豆:納豆、豆腐、煮豆などに幅広く使用可能
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小豆:甘味にも料理にも使える汎用性の高さ
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ひよこ豆・レンズ豆:サラダやスープにもぴったり
乾燥豆を使った本格的な調理だけでなく、缶詰やレトルトを活用することで、手軽に毎日の食事に取り入れることができます。
また、足立区内の一部事業者では、豆類や健康食品のネット販売(BASEショップ)も行っており、自宅にいながらベジタベライフを支える食材を手に入れることも可能です。
情報と選択肢がそろうまち、足立区
ベジタベライフの実践を支えるのは、「知る」「選ぶ」「続ける」というサイクルです。足立区では、区報「あだち広報」や公式ホームページを通じて、食育や健康情報の発信を継続しており、区民の皆さまが生活にあった情報を得られるよう整備を進めています。
また、各種イベントや料理教室、講座などを通じて、学びと体験の機会も提供しています。これらは一人ひとりのライフスタイルに応じた健康づくりを支援するものです。
\あだちベジタベライフ協力店の一覧はこちら/
👉 足立区公式サイト「協力店ページ」をチェック!
【野菜を食べるならこちらへ!】あだち ベジタベライフ協力店|足立区
\ネットでも健康食材を購入できます/
👉 BASEショップでは、豆類などの植物性食品を販売中(足立区内事業者が運営)
まとめ:足立区発の「食」で始める健康づくり
「あだちベジタベライフ」は、食習慣を見直し、無理なく・楽しく・継続できる健康づくりの仕組みです。野菜や豆を少しずつ取り入れるだけで、体調の変化や日々の活力を感じられることもあります。
足立区では、これからも「食を通じた健康づくり」を推進してまいります。今日の食事から、さっそくベジタベライフを始めてみませんか?