あなたも参加できる！あだちベジタベライフの取り組み

2025/08/02 03:49

足立区では、「区民の健康寿命の延伸」と「生活習慣病の予防」を目指して、食生活の改善を中心とした取り組みを積極的に進めています。その柱のひとつが、「あだちベジタベライフ」です。

野菜や豆類などをもっと手軽に、もっと身近に取り入れられるように支援するこの施策は、区民一人ひとりが参加できる身近な健康づくりの第一歩です。本記事では、あだちベジタベライフの趣旨や実施内容、参加方法について詳しくご紹介いたします。

あだちベジタベライフとは？

あだちベジタベライフは、「野菜（ベジタブル）を中心とした食習慣」を区民生活に根付かせることを目的とした、足立区独自の健康増進プログラムです。

背景には、区内の野菜摂取量の不足や、若年層～働き世代を中心とした食の偏りがありました。特に、生活習慣病のリスク要因として食塩の過剰摂取、食物繊維の不足が挙げられ、早急な改善が求められていたことから、2022年度より本格的にベジタベライフ事業が始動しました。

この取り組みでは、野菜・豆類・海藻などの植物性食品を意識的に日常に取り入れ、無理のない形で「バランスの良い食事習慣」を促すことが目的です。

あだちベジタベライフは、どなたでもすぐに実践できることが特徴です。難しい栄養管理や制限はありません。身近な食品や食材を上手に取り入れ、「自然と健康な食生活を続けられる環境づくり」が大切にされています。

たとえば以下のような工夫が推奨されています：

こうした食生活の「小さな改善」こそが、長期的な健康維持につながります。

足立区では、地域の飲食店・小売店とも連携し、「あだちベジタベライフ協力店」という制度を設けています。この制度は、ベジタベライフの趣旨に賛同し、野菜や豆類を使ったメニュー・商品を提供する区内事業者を登録・応援する仕組みです。

協力店には以下のような特徴があります：

このような地域ぐるみの環境づくりにより、外食や買い物でも自然と健康的な選択ができるようになっています。協力店の情報は、足立区の公式ホームページで随時更新されています。

また、協力店には中小個人店だけでなく、インターネットを活用した豆類等の健康食材販売を行う店舗も含まれており、BASEショップなどを通じてご家庭からも簡単に利用できます。

あだちベジタベライフでは、区民が実際に「学ぶ・体験する・交流する」機会を提供するため、各種講座やイベントも定期的に開催されています。

これらのプログラムは、生活に根差した実践的な内容となっており、年代やライフスタイルに関係なく誰でも参加可能です。また、一部の講座はオンライン対応も行っており、育児や仕事などで忙しい方でも自宅から気軽に学ぶことができます。

イベント情報は「あだち広報」や足立区公式ホームページ、または区の公式SNSなどを通じて随時発信されています。

あだちベジタベライフは、特別な努力や費用をかけることなく、普段の食生活を少し工夫するだけで誰でも参加できる取り組みです。まずは「いつもの味噌汁に野菜を足してみる」「お弁当に冷凍ブロッコリーを追加する」といった、ささやかな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

また、区内で協力店をご利用いただいたり、イベント・講座に参加することも、立派な「参加」のかたちです。

足立区では今後も、「誰もが健康的な食生活を送れるまち」を目指して、行政・地域・事業者・区民が一体となった食環境づくりを進めてまいります。

＼あだちベジタベライフ協力店の一覧はこちら／
👉 足立区公式サイト「協力店ページ」をチェック！

＼ネットでも健康食材を購入できます／
👉 BASEショップでは、豆類などの植物性食品を販売中（足立区内事業者が運営）

食生活の見直しは、自分の体と向き合う大切な機会でもあります。あだちベジタベライフは、そうした気づきを日常の中で自然に生み出す仕組みです。まずは今日の一食から、ぜひ「野菜をもう一品」「豆類をひとつまみ」加えることから始めてみましょう。

足立区とともに、区民の皆さま一人ひとりが健康でいきいきと暮らせる未来を育んでいきましょう。